カーペットやじゅうたんにできる凹みは治すことができる
一定期間、カーペットやじゅうたんの上に家具を置いているとへこんでしまいます。
へこんでしまった部分が出来てしまうと見栄えが悪くなりますし、触り心地も悪いです。
そこで、できればへこんでいる部分を元に戻したいものです。
実は、この凹みは元に戻すことができます。
ここではその方法を紹介していきます。
カーペットやじゅうたんの凹みを直すのに必要な道具とその方法
カーペットやじゅうたんの凹みを直すためには洗濯用の柔軟剤、タオル、アイロン、歯ブラシを用意します。
まずは柔軟剤を歯ブラシにつけます。
このとき、柔軟剤がこぼれないようにタオルを敷いておきましょう。
次に、柔軟剤をつけた歯ブラシを使って凹んだ部分をこすっていきます。
擦り終わったらタオルを水で濡らし、固く絞ってタオルの水気が無くなるところまで絞っておきます。
その後、凹んだ部分にタオルを乗せてアイロンをかけていくだけです。
アイロンはそのままの状態でもいいのですが、スチーム機能がある場合にはスチームをかけた方が効果的です。
何度か繰り返していくと凹んでいた部分がなくなり購入した状態のようなきれいなじゅうたんに戻ります。
もう一つの方法は、霧吹きとタオル、アイロンを使う方法です。
これは畳の凹んでいる部分にも使うことができます。
まずは先ほどと同じように、タオルを湿らせるのですが、今回はタオルを折りたたんで重ねておくのがポイントです。
厚手のタオルの方が使いやすいです。
しっかりと重ねて凹んでいる部分に置いたらタオルの上からアイロンをかけていきます。
しっかりとアイロンをあてるだけで元の状態に戻すことが可能です。
一度では効果がないと感じたら何回かに分けてゆっくりとアイロンをあてていくことで元の状態に戻ります。
状態によって戻り方は違います。
そこで2つの方法を覚えておき、効果が出やすい方法を確認してみましょう。
カーペットやじゅうたんはクリーニングをしても凹みは直らない
カーペットやじゅうたんをクリーニングに出して汚れを落とす人がいます。
クリーニングに出せば凹んでいる部分が元に戻ると思っている人も多いですが、そのようなことはありません。
クリーニングに出して戻ってきても凹んでいる部分はそのままで戻ってくることが多いです。
せっかくクリーニングに出してきれいな状態にするのなら、事前に凹んでいる部分を元に戻した状態で出すようにしましょう。
そうすることでクリーニングから戻ってくると新品同様の状態になって戻ってきます。
クリーニングに出す前に先ほど紹介した方法を使って凹んでいる部分を直してからクリーニングに出すだけで新品同様の仕上がりになり、とても美しいです。